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LMC Draft Meister 2011

LMC Draft Meister

1st Draft: 金澤 恵信(千葉)

Written by Yui Takagi

014

金澤恵信(あやのぶ)曰く

金澤 「ドラフトで、スライムばかり狩り続けてレーティングを維持しました!」

この一年、彼が 3 連勝をマークしたドラフトは驚異の 32 回を誇る。草の根とはいえ、ドラフトで 3 連勝するのは、そうかんたんなことではない。

では、この男はなぜここまでたやすく勝てるのか? 誰にも何も言わせないその顔の通り、何か悪事を働いているのか!?(編注:そんなことはありません)

このたび、高木佑維は彼の禁断のドラフトピックの密着取材に成功した! 果たして、彼を常勝に導く鮮やかなる手口を捉えることができるのか!?

ちなみにテーブルには小松智史、鈴木大輝、門田真一(2009 年ドラフトマイスター)といった LMC の強豪がひしめくテーブル。

金澤の下家には門田が控えている。

1st Pack

第 1 ピック:《瞬唱の魔道士》

Snapcaster Mage

候補:《叱責》《スレイベンの純血種》《蜘蛛の掌握》

まずは小倉陵……じゃなかった、Tiago Chan が作りたもうた高額レアが飛び出し、満面の笑みで卓上にアピールしながらピック!

第 2 ピック:《深夜の出没》

Midnight Haunting

候補:《神聖を汚す者のうめき》

どちらもトークンを複数体生産する強力アンコモン、悩んだすえ白いスピリットを選択。

第 3 ピック:《礼儀正しい識者》

Civilized Scholar

候補:《静かな旅立ち》《大物潰し》

やはりルーター系カードは強力。

第 4 ピック:《セルホフの密教信者》

候補:《審問官のフレイル》

4 手目にして見どころがないパックが流れてきた。色主張のために仕方なくピック。

第 5 ピック:《旅の準備》

候補:《勇壮の時》《エストワルドの村人》

最近は正当に評価されてきた《旅の準備》をピックし、緑にもわたりをつけておく。

第 6 ピック:《銀筋毛の狐》

第 7 ピック:《緊急の除霊》

候補:《交差路の吸血鬼》

欲しい本線である白青カードがなかなか目の前を通過しない。逆に高スペックコモンである《交差路の吸血鬼》をはじめとした赤のカードが多数通過しており、そのことに不安を隠しきれない。

第 8 ピック:《雲散霧消》

候補:《収穫の火》《ガイアー岬の災い魔》

赤い除去《収穫の火》を見てフラワーロックのように悶絶。

第 9 ピック:《ゆらめく岩屋》

第 10 ピック:《歩く死骸》

第 11 ピック:《根囲い》

第 12 ピック:《血まみれの書の呪い》

第 13 ピック:《夜鳥の手中》

第 14 ピック:《記憶の旅》

方向としては青白を狙っているようだが、まとまったカードの流れにならず苦戦している様子。ちなみに上家は黒メインのピックで 2 色目は決めかねている様子であった。

ただ、まだ 3 分の 1 が終了しただけ。ここから本気を出してくれるはず。

2nd Pack

第 1 ピック:《電位式巨大戦車》

候補:《肉切り屋のグール》《上座の聖戦士》《ガツタフの羊飼い》

初手で拾いたいほどの白や青のカードがなく、またまた悶絶する金澤。じっくり悩んだ末、アーティファクトを。

第 2 ピック:《閉所恐怖症》

Claustrophobia

候補:《錯乱した助手》《幽体の飛行》

かと思えば、次のパックは取りたいものが 3 枚!

第 3 ピック:《宿命の旅人》

候補:《ガヴォニーの居住区》《熟慮》

そして、今度は序盤にしてはしょっぱいパック……。

第 4 ピック:《邪悪な双子》

候補:《霧の中の喪失》

とりあえずレアを取って黒も待ち受けに加える。

第 5 ピック:《縫い合わせのドレイク》

Stitched Drake

候補:《甲冑のスカーブ》《幽体の飛行》

またまた取りたいものがてんこ盛りのパック。均等よく流れてほしいところだが、世の中そんなに甘くない。

第 6 ピック:《邪悪の排除》

第 7 ピック:《上座の聖戦士》

第 8 ピック:《待ち伏せのバイパー》

候補:《セルホフの密教信者》

流れが悪く、桜島のごとく顔が紅潮し険しくなる金澤。3 マナ域も渋滞しつつあったのか、ここで緑をカット。

第 9 ピック:《悪魔の長帷子》

第 10 ピック:《交差路の吸血鬼》

第 11 ピック:《噛み傷への興奮》

第 12 ピック:《感覚の剥奪》

第 13 ピック:《腐敗した沼蛇》

第 14 ピック:《夢のよじれ》

白青のカードがなかなか流れてこず、非常に厳しい 2 パック目となった。ちなみに下家の門田は白黒をピックしている。上家は黒のみ確定の状態。青は出が悪いのか?

3rd Draft

第 1 ピック:《ヴェールのリリアナ》

Liliana of the Veil

候補:《果樹園の霊魂》《穿孔の刃》

またまた高額レアを獲得! 草の根ドラフトではいかに稼ぎながら勝つかが求められる。前者についてはドラフト 4 回分は稼いでおり十二分に達成したが、果たしてここから後者のほうをリカバリーできるのだろうか?

第 2 ピック:《スレイベンの歩哨》

Thraben Sentry

候補:《大笑いの写し身》《霊捕らえの装置》《雲散霧消》《猛火の松明》

かなりピックしたいもので満載のパック。かなり悩んだ挙句、《スレイベンの歩哨》を選択した。これについて金澤は

金澤 「クリーチャーが不足していたのでこの選択をしました」

とのこと。確かに《大笑いの写し身》は自分のクリーチャーにしか使用できず、クリーチャー不足の状態では十分な働きができないことが懸念される。

第 3 ピック:《静かな旅立ち》

Silent Departure

ようやく、強力なテンポを稼ぎ出すバウンスを獲得

第 4 ピック:《声無き霊魂》

候補:《硫黄の流弾》《その場しのぎのやっかいもの》

第 5 ピック:《信仰の縛め》

候補:《禁忌の錬金術》

2 枚のカードを見つけて悶絶する金澤。悩むが、さすがに戦闘に直結する優秀除去を。

第 6 ピック:《蜘蛛の掌握》

候補:《収穫の火》《ホロウヘンジのゴミあさり》

取るものがなく、優秀な赤・緑のカードを恨めしそうに眺めながらカット。

第 7 ピック:《甲冑のスカーブ》

第 8 ピック:《灰毛ののけ者》

候補:《果樹園の霊魂》

第 9 ピック:《雲散霧消》

候補:《要塞ガニ》《燃え投げの小悪魔》

第 10 ピック:《裂け木の恐怖》

第 11 ピック:《熟慮》

第 12 ピック:《噛み傷への興奮》

第 13 ピック:《ホロウヘンジのゴミあさり》

第 14 ピック:《昇る満月》

白青を明確に目指していたが、両サイドに白いカードをつままれていたことに加え、青のカードの出も悪いことから、終始非常に厳しいピックとなってしまった。

金澤 「緑にいけばよかったなあ……自分が下手すぎました」

そう金澤はピックを振り返る。

結局、白と青のカードだけではカードが足りず、さらに黒いカードも追加した 3 色デッキとなった。非常に厳しいデッキとなったが、含まれているカードのパワーは大きい。あとは土地がきっちり並ぶかが鍵となるだろう。

1st Draft - Kanazawa Ayanobu / LMC Draft Meister 2011
 1  邪悪な双子/Evil Twin
 1  電位式巨大戦車/Galvanic Juggernaut
 1  宿命の旅人/Doomed Traveler
 1  上座の聖戦士/Elder Cathar
 1  銀筋毛の狐/Silverchase Fox
 1  スレイベンの歩哨/Thraben Sentry
 1  声無き霊魂/Voiceless Spirit
 1  甲冑のスカーブ/Armored Skaab
 1  礼儀正しい識者/Civilized Scholar
 1  セルホフの密教信者/Selhoff Occultist
 1  瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
 1  縫い合わせのドレイク/Stitched Drake
 1  腐敗した沼蛇/Rotting Fensnake
 1  歩く死骸/Walking Corpse

14 Creatures 1 悪魔の長帷子/Demonmail Hauberk 1 信仰の縛め/Bonds of Faith 1 深夜の出没/Midnight Haunting 1 邪悪の排除/Spare from Evil 1 閉所恐怖症/Claustrophobia 1 雲散霧消/Dissipate 1 静かな旅立ち/Silent Departure 1 熟慮/Think Twice 1 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
9 Spells 7 島/Island 5 平地/Plains 4 沼/Swamp 1 ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto
17 Land 40 Total Cards

0 Sideboard Cards
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