«Top 8 Decks 最新 Final Draft: 杉山 賢二(千葉)»

LMC Draft Meister 2011

LMC Draft Meister

Final Draft: 菅谷 裕信(千葉)

Written by Yui Takagi

CIMG2684

「チョコバナナは黒いけれど、オレの好きな色は純潔の白!」

せるぷ~こと菅谷裕信はとにかく白がお好き。

普段着ているお召し物はいっつも白。

LMC に持ってくるデッキはたいてい白。

2008 年に GP マニラを制した時のデッキが白単キスキン。

景山太郎が緑単王子なら、菅谷裕信は「白単王子」の名がふさわしい。

ここでは、決勝ドラフトでの王子のピックをご覧いただこう。果たして、彼は自分のアイデンティティをこの場面でも守り抜くのか?

1st Pack

第 1 ピック:《スレイベンの歩哨》

Thraben Sentry
Champion of the Parish

候補:《教区の勇者》《猛火の松明》

彼のキャラにパックが空気を読んだのか、めぼしいカードが白い。

ここで《教区の勇者》の選択もあるだろうが、どんな時に引いても強いほうから。

第 2 ピック:《アヴァシン教の僧侶》

Avacynian Priest

候補:《信仰の縛め》《スレイベンの歩哨》《電位式巨大戦車》

またまた白い強力カードがいっぱい。ここは有能なタッパーを。

第 3 ピック:《硫黄の流弾》

Brimstone Volley

候補:《絞首台の守部》《声無き霊魂》《霊炎》

そこそこ魅力的な白いカードもあるが、除去に手を伸ばす。

第 4 ピック:《幽体の乗り手》

Spectral Rider

候補:《とがった三つ叉》《物騒な群衆》

第 5 ピック:《霊廟の護衛》

Mausoleum Guard

候補:《霊炎》《金切り声のコウモリ》

強い白のカードが流れている。せるぷ~の性格を読み切った上家の戦略か?

第 6 ピック:《村の鉄鍛冶》

ここでかっちり赤白方向に!

第 7 ピック:《夜の犠牲》

候補:《苛まれし最下層民》

両面カードをピックし赤を主張する方法もあるが、まだ序盤であり 2 色目が黒になる可能性も捨てきれないので除去を。

第 8 ピック:《轟く激震》

候補:《大物潰し》《暗茂みの狼》

第 9 ピック:《宿命の旅人》

候補:《勇壮の時》《裏切りの血》

第 10 ピック:《噛み傷への興奮》

第 11 ピック:《蜘蛛の発生》

第 12 ピック:《レインジャーの悪知恵》

第 13 ピック:《墓地のシャベル》

第 14 ピック:《墓場の浄化》

序盤から強い意志を持ち、白を本線としてピックできている。上が青黒、下が緑白のピックとなっている。上との協調は良好。問題は、白を多数ピックしている下の中村からの返しだが……。

2nd Pack

第 1 ピック:《ケッシグの狼の地》

Kessig Wolf Run

候補:《灰口の猟犬》

白や赤のカードがしょっぱいものしかなく、レアをとることに。

第 2 ピック:《オリヴィア・ヴォルダーレン》

Olivia Voldaren

候補:《上座の聖戦士》《宿命の旅人》

爆弾レアだが色が微妙に合わない。しかも黒タッチとなると能力を生かすのが難しい。泣きそうな表情を浮かべ、どうしたものか悩んだ結果、ピック。

第 3 ピック:《流城の貴族》

Stromkirk Noble

候補:《静かな旅立ち》《アヴァシンの仮面》

これで第 2 パックではレアピック 3 連打!

第 4 ピック:《硫黄の流弾》

Brimstone Volley

この順での除去はうれしい!

第 5 ピック:《自堕落な後継者》

Rakish Heir

第 6 ピック:《流城の貴族》

これで 2 枚目!

第 7 ピック:《農民の結集》

候補:《大物潰し》

フラッシュバックの色がかみ合っているコンバットトリックを。

第 8 ピック:《交差路の吸血鬼》

候補:《勇壮の時》

第 9 ピック:《グール起こし》

第 10 ピック:《裏切りの血》

第 11 ピック:《吸血鬼の怒り》

第 12 ピック:《夢のよじれ》

第 13 ピック:《夜の恐怖》

第 14 ピック:《陰惨な醜さ》

下家の中村が白緑のため、やはり白いカードはほとんどとることができなかった。そのため、逆順では赤い吸血鬼カードを多数ピックすることになった。このまま白赤一直線でデッキの仕上げに入っていくことになる。

さあ、最終パックへ!

3rd Draft

第 1 ピック:《叱責》

Rebuke

候補:《霊捕らえの装置》《霊廟の護衛》《燃え投げの小悪魔》《上座の聖戦士》

優秀な白いカードが多数含まれるパック。小考ののち、除去をピック。

第 2 ピック:《スカースダグの信者》

Skirsdag Cultist

候補:《叱責》

ここでは、《スレイベンの歩哨》《霊廟の護衛》《宿命の旅人》などとシナジーを形成できるクリーチャーを選択。

第 3 ピック:《霊炎》

Geistflame

候補:《収穫の火》《旅行者の護符》

第 4 ピック:《灰口の猟犬》

Ashmouth Hound

候補:《修道院のグリフィン》《轟く激震》

軽量クリーチャーの補充を優先。

第 5 ピック:《裏切りの血》

Traitorous Blood

候補:《上座の聖戦士》《宿命の旅人》《ガイアー岬の災い魔》

ここにも軽量クリーチャーが多数いたが、ここではトリックカードをチョイス。

第 6 ピック:《物騒な群衆》

候補:《悪魔の長帷子》《夜鳥の手中》《夜の歓楽者》

第 7 ピック:《夜鳥の手中》

第 8 ピック:《木の杭》

候補:《残忍な峰狼》

第 9 ピック:《燃え投げの小悪魔》

第 10 ピック:《アヴァシンの仮面》

第 11 ピック:《蜘蛛の掌握》

第 12 ピック:《帰化》

第 13 ピック:《ぬかるみの大口》

第 14 ピック:《燃え立つ復讐》

上家との棲み分けは良好であったが、第 3 パックは思ったよりも爆発力には欠けたピックとなった。

とはいえ、序盤から白赤を本線として一貫してピックしてきたためテンポよく小刻みに殴れるデッキになった。

なお、《オリヴィア・ヴォルダーレン》を使用するために《沼》を投入している。コントロールを得る能力を使わなくとも、ダメージを与えながら成長するだけでも十分強いので、安定性よりカードパワーを優先した結果である。

Final Draft - Sugaya Hironobu / LMC Draft Meister 2011
 1  オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldaren
 1  アヴァシン教の僧侶/Avacynian Priest
 1  宿命の旅人/Doomed Traveler
 1  霊廟の護衛/Mausoleum Guard
 1  幽体の乗り手/Spectral Rider
 1  スレイベンの歩哨/Thraben Sentry
 1  物騒な群衆/Unruly Mob
 1  灰口の猟犬/Ashmouth Hound
 1  交差路の吸血鬼/Crossway Vampire
 1  燃え投げの小悪魔/Pitchburn Devils
 1  自堕落な後継者/Rakish Heir
 1  スカースダグの信者/Skirsdag Cultist
 2  流城の貴族/Stromkirk Noble
 1  村の鉄鍛冶/Village Ironsmith

15 Creatures 1 農民の結集/Rally the Peasants 1 叱責/Rebuke 2 硫黄の流弾/Brimstone Volley 1 噛み傷への興奮/Furor of the Bitten 1 霊炎/Geistflame 1 夜鳥の手中/Nightbird's Clutches 1 裏切りの血/Traitorous Blood
8 Spells 8 山/Mountain 7 平地/Plains 2 沼/Swamp
17 Land 40 Total Cards

0 Sideboard Cards

果たして、このデッキで菅谷は栄光をつかめることができるのか……!

Tags: Feature

編集